社員の声を殺すな!!
2011/11/23
え~、私が思いますに。
人の話を聞くときには、厳守するべき
「三か条」があるように思います。
とくに大事な話ほど、
「この聞き方をしたほうが、相手の方がココロを開くよ」
という「三か条」。
思いつくままに書いてみますとね・・・
なにかトラブル等があり、部下が内心で退職を考えている・・・
という事態になっている、と仮定しますね。
社長であるあなたは、一刻も早く社内の統制を取りなおして
事態を収拾したい(そして、売上げ向上に結びつく業務に集中したい)
と思うでしょう。
しかし、先週の記事でも書きましたように。
最近の若い人は、本当にデリケート。
「やる気はあるけど、すぐブレる」
「自分の内心の思いを、わかってほしい」
という人が多いですから・・・
ここで対処を間違えると、
第二、第三の「その人みたいな退職者」を
出すことにも、なりかねません。
そこで、「ここは手間暇かけて、冷静に対処しよう」
と、あなたが思ったとしましょう。
その場合に、とるべき行動は・・・
下記の三つになるはずです。
- 部下が自分から話し出すまで
「話してみろよ」と催促しない。
(ただし、話しやすい環境はこちらが作る) - いったん話し出したら、
決して話の腰を折らない。結論を急がせない。
ひたすら・・・聞ききる。 - 話し終わったら、先輩ぶらず、評論家ぶらずに
問題解決の方法を一緒になって考える。
その際には、一人でがんばって問題を抱えてきたことへの
ねぎらいの言葉を忘れずに・・・。
ここまでが、最低限守るべき
「三か条」です。
どうです?
体力と根気が必要そうでしょう(笑)
あとは、「もし可能ならば、これも守ってほしい」
という「四か条め」として
- 安易に「わかるよ、わかる」と言わない。
も、挙げておきますね。
悩みを抱え込んでる人の気持ちは、
矛盾しているもの。
安易に「わかる、わかる」を連発する
「自称・いい人」の相談者を嫌悪したことのある人が
世間では多いようです。
なかなか難しいですが・・・
ご注意を!!