不況でも儲かってる会社の決算書~後編~

紙クズと鉄クズに分けて捨ててやるから!!
お前らのサイフ出せ!!

うわあ!!
これは、厳しいですね!!

もちろん。
ここでいう、「紙クズ」は、お札のこと。
「鉄クズ」は、硬貨のことです。

この後、この方は若手に対して

このボルトもネジも、モノやない。
会社のカネや。

お前らにとっては、ただの部品やけど
会社にとっては、カネなんや。

お前ら、自分の財布の中身と
同じように扱え!!

と、怒った意味合いを、こんこんと
語ったそうです。

こんな方が、
経営者でもなく。本来の管理責任者でもない。
現場のリーダーさんにいる会社は、確かに強いでしょうね。

若手の技術者に、コスト意識を伝えるのは、
本当に「大変」。

だからこそ、経営者さんは
「自分の変わりに、自分の言いたいことを
 【自発的に】言ってくれる社員を育てる」
ことが、結果的にコストダウンにつながるのかも
しれません。

なかなか難しいですが、
でも、大切なこと。

私の感動した「実話」を添えて、
製造業のコストのお話をさせてもらいました。

皆さんのお役に立てれば、よいのですが・・。