なぜかお客が途切れない店の「共通点」
2011/05/25
スタッフが「お店」を好きになっている
ああ・・。
なるほど。
わかった、わかった、アレでしょ!?
要するに。
スタッフに仕事を好きにならせて、キビキビ働くようにすれば、
お客への態度もいいし、接客に積極的になるから、そうしなさいヨと、
そういう結論にもっていこうというワケですね!
と、推測された方! ・・・違います(笑)
スタッフが「お仕事」を好きになっている、という状態のお店が、
(見て回ったときに)客足が途切れてなかったよ~、という報告では
「ありません」。
あくまでも。
スタッフが「お店」を好きになっている、という状態です。
少しオーバーに表現しますよ☆
おいしい料理を運ぶ、厨房から出てきたものを出す、
という「工程」が楽しい。
と、そういう状態になっているだけではなく。
「アルバイト仲間」や「お店のお客さん」が醸し出す雰囲気。
「お店の外装・内装」や「自分が着る制服」が発する雰囲気。
そういうものすべてを引っくるめて・・・
「わたしは、お店の雰囲気自体が好きだー!!」
という状態になっている、ということです。
なんにも用事がなくても、たとえ、自分はお休みの日であっても
なんとなくお店に顔を出してしまう、
という状態を言っているのです。
たとえば。
アルバイトのスタッフさんが、いたとして。
その人が、兄弟や親戚、自分のクラスメイトを
アルバイト仲間に誘ったり・・・
なにかの都合でお店のアルバイトを辞めるときに、
自分の彼氏や彼女を、入れ違いで入店させたり・・・
濃い人間関係が強まっていくよう、
自分が辞めてもお店に顔を出しやすいよう、
自然な流れで、知り合いを巻き込んでいる状態を
言っているのです。
梅田、本町、日本橋。
博多、浦添、甲子園。
私が「定点観測」しているお店は・・・
「例外なく」そうでした(!)。
(すべて、店長さんに取材して確認してます☆)
スタッフさんが、非番の日にもフラッと立ち寄るお店は、
お客さんだって、フラッと立ち寄る、と。
そういうことなのでしょう。
(だって、なんとなく暗いお店より、
なんとなく明るいお店に行きたいですもんねぇ!
飲食のお客さんは、そういう気配に敏感なのだと思います。
それがファミリーであっても。。。
単身のサラリーマンであっても。。。)
その「フラッと立ち寄る」お客さんが、いつも店内にいるので
「客足の途絶えないお店」という「結果」が生まれているような
気がします。
今回は、「取材」に加えて、私個人の大胆な「推測」を
付けて文章にしてみました。
皆さんは、いかがお感じになったでしょうか・・・!?