問題コンサルタントの見分け方

その人は、人の話を聞きますか?

え?
何を言ってるの?

と、思われそうですが・・。

実際、「人の話をちゃんと聞けない」コンサルタントは多いのです。
いや、正確に表現しようとすると、
「人の話をちゃんと聞けない、自称コンサルタントが多い」
ということに、なるのでしょうか。

顧問先の社長さんが、悩みを打ちあけている最中に

ああ! はいはい、そのケースね。
私以前やったことあります。
大丈夫です!

なんて言うコンサルタント。

横で聞いていて「それ、人の話をさえぎってまで言うことか?」
と思ってしまいますねぇ。

「以前手がけたケース」と「今回のケース」。
原因が同じかどうか、まだわからない訳でしょう?

百歩譲って、社長さんを励ますために、
そう言ったのだとしても!
いささか「コトバが軽い感じ」は致します。。。

(結局、そのお店の売り上げは、上がりませんでした。
 しっかり、コンサル料は取っていきました。実話です。)

その人は、同じ話を何回もしますか?

辛抱強く。
コトバを変え、スタイルを変えて。
何回も同じメッセージを、送り続けること。
これが、コンサルタントの関与に欠かせません。

だって。
すぐに改善されるような問題点なら、
とっくの昔に解決しているわけです。

それができないからこそ!
高いお金を出してまで、コンサルタントを
採用しているわけで・・。

それなのに・・・。
「誰でも言える正論」を社長や店長に言って、
それで終わり。

自分(コンサルタント)が、せっかく正しいことを
言っているのに、君たち(社長・スタッフ)が
ちゃんと取り組まないから、成果が出ない。

そんなスタンスで、ちゃっかりと高額の報酬を
請求して帰っていってしまう「自称コンサルタント」は
実在するようです。

(さすがに、ここまで悪質な人には、直接会ったことは
 ありませんが、うわさには聞いております。)

なんて言うか・・・。
「火事場の泥棒」
みたいだなぁ・・と思うのは、
わたしだけでしょうか(泣)