紹介商談の落とし穴~実話に学ぶ~

個人事業主への報告はマメにしよう!

このことについては。
その「私が世話になっている個人事業主さん」とも
話しあったのですが、「やっぱり、部下を持っている
社長さんと、個人事業主は、感覚が違うよね~」という
結論になりました。
(もちろん、その方と私との間だけの結論・・ですが(笑))

実際。
部下を持っていない身としては、「会社」のスピードは
わかりません。

先ほどの話。
あえて、社長さんが部下を育成する意味で、
ノロノロ運転の商談をまかせているかもしれませんし。
たくさんある「進行形の商談」のうち、何件かに一つ、
受注に結びつけばいい、と考えているかもしれません。

10人~20人規模の会社の社長さんが、
忙しい日々の中で、うっかり「そういえば」と答えて
しまったのは、無理のないことです。

ただ。

個人事業主というのは、
「10人~20人規模の会社の社長」とは、
また別の意味で、忙しい。
一言で言うなら、「とても時間の流れが速い」人たちです。

営業・外回りはもちろん。
経理、掃除、諸手続き。
事務所のあれや、自宅のこれや。

本当に、ほとんど一人でこなしている方も多い。
だから、とにかくパッパッと決着をつけていくのを好みます。

また。
「目の前の商談」が、ご破算になるのを覚悟で部下にまかせてみる、
なんてこともありません。少なくとも、その方の場合は、そうでした。

だから、一瞬「商談を紹介した社長」の真意がわからずに、
「なんなんだよ~」
と、なってしまったんだと思います。

(あ!
 ちなみにこの話は、実話ですが、今から9年前の話。
 筆者・湯浅まわりで最近おこったことではありませんので  
 どなた様も、ドキッとしないでいいですよ~♪)

ただ、もったいないのは、その
「10人~20人規模の会社の社長」です。

個人事業主は、顔が広く。
しかも、パッパッと決着をつけるのを好む方が多い。

もし、ストンと商談がまとまっておれば。
その先も「そういえば、あの会社も紹介しよう」
「あの会社も紹介できるな」と考えていたのだそうです。

たとえ、商談がまとまらなくても。
今、こんな状況だから、こうなっているよ。
頑張ってお話すすめているよ!
と伝えるだけで、ずいぶん違っていたはずです。

部下のいる会社の社長のみなさま!
個人事業主さんからの紹介の商談は、ある意味
「スピード報告」に注意して。

「仕事の世話に仕事で応えよう」

というご紹介は、その後どんどん売り上げにつながる
お話になることも多いもの。

ある意味、社外の方だけど。
マメな「報告・連絡・相談」をすることに、
こしたことはないと思いますよ~。

(なにしろ。
 あれから9年たっても、こうして書いてるわけですから。
 よっぽど印象的だったんですよね~。
 私自身にとっても!!)

みなさーん!
お互い、気をつけましょう♪