お金をかけずに売り上げをあげた話。

その方、一瞬なにを言われたのかわからない、というお顔で
キョトンとされましたので、わたしがコトバを重ねます。

このショールームは、住宅展示場の中ですよね?
ということは、この展示場のお客さんは、
いろんな会社のショールームに資料やカタログをもらいに行って、
その流れで御社に来場されるのですよね?

つまり。

業界一位の○○ハウスさんや、
大手メーカーの○○林業さんの営業さんも、
その方の担当として販売攻勢をかけているわけですよね?

で。

先程のマジメやコツコツは、
『業界平均よりもスタッフレベルが高い』
といわれている大手会社さんの・・・
そこのスタッフに勝てるほどに
『マジメ』で『コツコツ』でしょうか?

いや・・・ それは・・・。 ・・・。

この話のポイントは、一言ですみます。

確かにわたしは、自分のセールスポイント、つまり
アナタのいいとこ、どこですか!? と聞きました。

それは、仕事の役に立てる部分を聞いたのです。

当然ながらそれは、ライバル他社を蹴散らして
無事に契約成立になってはじめて「役立った」と言えるのです。

ところが!
このベテラン不動産マンには、その感覚がなかった。

あくまでも、自分が見た、自分自身の「いいところ」。
そんな内向きのお話を、ビジネスの時間中にするわけはないのに・・・