銀行は生き物

1. 私(わたし)を知ってください

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私は。
名前を 湯浅大五郎(ゆあさ だいごろう)といいます。
少し、かわった名前でしょ!?

友人たちは、私のことを
湯浅サン、とか、大ちゃんとか、呼んでくれますが、
この前・・・「ちゃん!」と呼び捨て?にされて絶句しました。

さすがに「ちゃん!」は初めてでした・・。

私は小学生のときは兵庫県にいました・・。
甲子園球場の近くで、高校野球のシーズンになると
とてもにぎやかな雰囲気になる町でした。

中学のときは、歩いて片道30分。
高校のときは、歩いて片道50分の道のりを
頑張って歩いて通いました。
おかげで今でも、長い時間歩くのは全然平気です♪

大学生のときは奈良県でした・・。
大学なのに、「校舎の半分を小学校と共有している(!)」学校で
小学校の校内放送を遠くに聞きながら、
大学のゼミの授業を受けてました。

最初の会社は大阪府で・・。

それから・・それから・・私は・・・。

やぶから棒に始まった、私の自己紹介。
なんだなんだ急に??
と思われたのではないでしょうか?

ま、ま。
その疑問は、ちょっと保留しておいてください。

そして、そのまま先入観なしに、
続きの文章を読んでいただきますね・・。

私は、湯浅です。
下の名前は・・変わった名前なので言いたくありません。

友人からの呼ばれ方は・・ま、普通です。
「ユアサ」と呼んでください。それでいいです。

自分を出すのが、苦手なんです。

私は、小学生のときは、兵庫県にいました。
中学・高校のことは、あまり覚えていません。
大学のときは、奈良です・・いや、大阪だったかな?
最初の会社は、大阪だったような気がします。

あとのことは、私の親に聞いてください。
自分のことは、よくわかりません。全部、親にまかせてるんで。

やぶから棒に自己紹介をはじめたのには、理由があります。

先ほどの私の話、どちらの自己紹介が好感がもてました?
どちらの自己紹介なら、続きが聞きたいと思われたでしょうか?

たぶん。
聞くまでもなく、はじめのほうですよね!?

最初の自己紹介は、
印象に残してもらおう!インパクトの強い話題を探そう!
と頑張っています。

甲子園球場、という全国区で有名な固有名を出してきたり、
歩いて50分!なんていう事実を出して
「それはたいへんでしたね」と
合いの手を入れてもらいやすいように、気を配っています。

それに比べて。
次の自己紹介は、サイアク!

そもそも自己紹介のはずなのに、
最初に「言いたくありません」という言葉を
使っています。

そして

よくわかりません
覚えていません
~だったような気がします

など、『自分で自分のことがわかっていない』ことがバレバレ。

最後にとどめとなるのが
後は親に聞いてください。全部、まかせてるんで
でしょ!?

これじゃ・・・。
仮にこの人が「転校生」だったとしたら、先行が暗いです・・。
この子、友達できるかな??