趣味の世界で【独立】するときの落とし穴

「先輩」から「先生」に意識を切り替える

ハイ、結論から申し上げます。

独立後の活動内容や、お客さん(生徒さん)の増え方・減り方を
横で見させてもらっていまして、
一番大事なのが、これ(↑)じゃないかな?と 思います。

う~ん。。。
わかったような、わからないような、ですか?

では、具体的に申し上げます。

例えば。
私が以前、属していた、学生社交ダンスの世界では、
先輩が、後輩を指導しています。

春と秋の試合シーズンには、若かりし頃の私も、
たくさんの先輩方、たくさんの後輩達と一緒に
がんがん練習に励んだものです。

で。
その頃の、私自身の後輩に対する指導は、
基本的には「ダメ出し」と「ものまね」でした。

コトバ自体は、厳しく言わないにせよ、基本的な教え方は
「できていないことを指摘し、なんとかできるようにせよ、と言う」
というものでした。

あるいは。
多少だけ、コトバでレクチャーをほどこした後は、
「オレも同じステップを踏んであげるから、キミもマネして踊りなさい」
という教え方。

結局、いろんなコトバを使って説明しても、
しょせん「ダメ出し」と「ものまね」のどちらかでしか
なかったように思います。

なぜならば、私自身も
自分の先輩から、そのように教えてもらったので・・
特にその教え方に疑問も持たず、同じような指導法を
引き継いでいったのです。

そして、そのことを振り返る暇もなく
月日が流れまして・・。

学校を卒業した、ある年のこと。

学生ダンスの選手としては、現役を引退していましたが、
後輩たちの助けになれば、と会社の休暇を利用して、
関西在住の「とある 国際的有名選手」に、後輩の指導方法を
習いに行ったことがあるんです。

先生、そろそろ今年の新人部員たちに、
ワルツを教えてあげる時期なんです。
 
最初にどんな技法を教えるか、って凄く大事だと
思うんですが・・。

まず一番最初に、何を教えてあげればいいですか?