環境に左右されない商売をしよう!!

私は、外資系の生命保険屋さんで、
丸10年間、営業活動をしてきました。

いや、これはもう、すごいところで。。。
ノルマがないかわりに、固定給もゼロ!
実績がよければ、ボーナスが年に4回ありましたが、
成績がわるければ、もちろん4回ともゼロ!

そして、なにより怖いのが。
来店客が、基本的にゼロ!!

今でこそ、ネット等で
自発的に生命保険に加入する方が増えましたが・・
15年前なんて、生命保険会社に
自分から足を運ぶ方なんて、まぁ、いません!!

そんな中。

基本的には、新規のお客サンばかりを
「来店客なし」
「固定給なし」
で見つけていくのは、それはもう至難のワザでした。

基本的には、ご紹介だけ。

新しく保険に入ってくれた「Aさん」が友人の「Bさん」に、
あの人の保険のハナシは、おもしろいヨ~。
一度聞いてごらん~。
と、言い続けてくれることで、初めて
次のお客サンが見つかるシステムです。

そして、Aさんに対して、金品でのお礼は「無し」。
これは保険に関する法律で、厳重に禁止されているので
出したくても出せません。

ね?
ウソみたいでしょ!?

実際。
私の知人の販売職にかかわる人間に、何回もこの話をしても、
どうも「よくわからん。」という顔をしています。
信じられない・・・
というのが本音のようで。

でも、ですね。
特別、私がすごいわけではなくて。

外資系、と呼ばれる保険会社の外交員は、基本的に、
この報酬体系で活動しています。
だから、5年以上の「業界経験者」は、
みんな「自分独自のノウハウ」をもっています。
(そうでないと、生き残れませんからね・・・。)

さぁ、ここからが本題ですね!
その「5年以上のキャリア」の人達が心がけていたことは、
だいたい共通していました。

それは
「お客が気づいていないこと」
を、いかに単純・明快に伝えるか、
ということ。

専門用語を、やさしくやわらかく伝えるだけでは、
ぜんぜんダメダメ。それでは、保険屋さん「失格」なんです。

それでは「Aさん」は納得してくれるけど、
わざわざ「Bさんを紹介しよう」と思うほどの
「感動がない」でしょう!?