営業スタッフ育成のホント。

ほめる!そして「周囲に」伝える!

その会社は、青年社長が経営する会社。
当然、部下にも若い人が多い会社でした。

ところが。
その会社の朝礼を見学させて頂いた折、感動したのは
若い会社にありがちな、社長が前に出てガンガン演説する、
というスタイルの朝礼ではなく・・・
ナンバー2にあたる方なのでしょうか、部長さんらしき好青年が、
率先して声を出し「さわやかに丁寧に」朝礼をすすめていたのです。

その上で、その週に貢献があった社員を
「これこれの功績が、こういう部分であった」
と、端的に具体的にほめているのが印象的でした。

もちろん、ほめてもらった社員はうれしいでしょう。

でも、この「朝礼効果」。
それだけでは、ないようです。

実は、この会社に限らず。
伸びている「営業会社」の共通点として

「お互いが、どこに(誰に)何を(いくらで)
 売りに行っているか、わかってる」

「アイツが何を得意にしていて。
 コイツが何で伸び悩むのか。
 周囲が理解をしている」

ということがあげられます。

え?
そんなの当然じゃないの??

いやいや・・・。
これ、「伸び悩んでいる営業会社」にあっては。
ぜんぜん当然じゃない。

むしろ逆に。
「上司すら、部下の行動をホントのところで解ってない」
「会社に本当のことを報告しない部下が多すぎる」
という事態に陥っていることが、多いようです。

では・・・どうすれば!?

これさえすればOK、という「魔法」はありませんが、
ひとつの方向としては(先ほどの繰り返しになりますが)、

「社員をほめる!そして、その社員の行動の、
 どこが良い点だったのか、それを周囲にも伝え、学ぶよう促進する!」
ことが重要だと考えています。

で、その【具体例】を、来週書かせてください。
ここは、販売会社の重要ポイント。
少~し、枚数をかけてご説明させてくださいませ!!

筆者が、以前在籍していた保険会社の中では。
私が所属の販売チームは、チーム部門の成績ランキングで、
つねに、その会社の「連続一位記録」を、更新するような
すごいチームでした。

私は最初は苦労したんですが、後に急成長しまして
独立直前の年には、その販売チームの中では一位になれました。

だから・・・
「自分の所属チーム伸びた理由」
「自分が以前不振だった理由、急成長した理由」をモノサシにして
他の会社を見てみると、気がつくことが多かったんです。

来週は、それを公開するつもりです。
ご期待くださいませ!!